石橋を叩いて壊すページ

レッドストーン回路で開閉できる城門を作る

ずっと昔に作った城門を思い出したので、作り直してみた。

この城門には思い出がある。
以前お邪魔していたマルチサーバで、サーバ管理者がログインしなくなって数週間、
次に管理者がINしたときに驚かせようと、草原のNPC村を200m四方に渡って整地して、
高さ20mの城壁を張り巡らせ、城門を作り、町を作り、ずっと管理者が戻るのを待っていたが、
とうとう戻ってくることなくサーバは閉鎖されてしまった。
まあ、マルチプレイやってると全く良くある話である。


ということで、完成。

向かって左の塔の中にスイッチが設置されており、城門を実際に上下できる。



スイッチを上にすると城門が開く。梯子の下は回路室。

仕組みとしては、鉄格子を上下から2台ずつのピストンで挟み、
鉄格子を押し上げ・押し下げするようになっている。



城門下部の回路室の蓋を開放したもの。
レッドストーントーチと上向きのピストンが並び、砂利とともに鉄格子を押し上げる。
下段だけ粘着ピストンにし、上段を非粘着ピストンにするのがコツ。
上段を粘着ピストンにすると、回路の動きが早すぎる場合に砂利が引きずられてアイテム化してしまう。
水色羊毛で示されたエリアはNORラッチ。パワーオンが入力された瞬間に一瞬だけオン信号を出す回路だが、
本来一瞬にしかならないオン信号を、ほんのすこし長時間出力するように変形してある。


城門上部の回路室。こちらも下向きのピストンが並び、鉄格子を押し下げる。
こちらのピストンはすべて非粘着ピストンになっている。

開門の際は、まずピストンで砂利を押し上げ、押された砂利によって鉄格子を持ち上げ、
その後にピストンを縮め、砂利が重力により落下することで、プレイヤーが通れる隙間が開くようになっている。
このため、開門の際は一瞬だけ砂利がせりあがってくるのが見える。


仕組みを確認するための断面模型。色つきのガラスは、
それぞれの色の羊毛に刺さったレッドストーントーチの影響範囲を示している。
緑スイッチオン→水色スイッチオン→緑スイッチオフ→水色スイッチオフの順に操作すると城門が開く。


城門を閉じる際は、上側のスイッチを両方オンにするだけ。
というのも、開門時はピストンを一瞬伸ばしてすぐ縮めなければならないが、
閉門時はピストンは伸びっぱなしでいいので、構造を単純化できる。


こちらは実物の断面。左の半透明ガラスは高さ確認用で、赤→白→赤→白→黒で5mを表している。
開門状態なので砂利ブロックと鉄格子ブロックの間には2mの通行用の空間がある。

ひとつ注意したいのが、縮んだ状態のピストンはほかのピストンで押し引きできるが、
伸びた状態のピストンは、ほかのピストンで押し引きできない点。
このため、ピストンを伸び縮みする順序を間違えると、正しく押し引きしなくなってしまう。

城門が2メートルしか持ち上がらないのが残念と言えば残念だが、
レッドストーンパワーをリピーターを使って増幅すれば、城門の横幅を30メートル超まで拡大するのも容易。
城門の高さは単に高さを縮めれば小型化できる。


消防署のガレージの扉っぽいものもできる。


石レンガと間違えて石レンガスポーンブロックを配置したら面倒なことになった。


城門下部回路室のトーチの行列を排除したい人向けの別解図。
黄羊毛ブロック部分のようにピストンと回路を配置し、下段オン→上段オン→上段オフ→下段オフの順にパワーを流すと城門が開く。
右側の回路は、この操作を自動化するもの。

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