エントについて聞く

エントに話を聞くと分かることだが、彼らを素手で軽く殴ると、エントの枝を貰うことが出来る。 この枝は矢にもなるし、噛めば解毒作用もある。 糸のようにして加工に使えるし、枝のままアイテム製作の材料となることもある。

そして、きのこの胞子液と引き換えに、彼らからエントの表皮を貰うことも出来る。 表皮は重ねて盾として使ったり、マジックフルートの材料になったりと、とても利用価値が高い。

さらに、エントが持つエントの実はエルフに活力を与えてくれる。 エントはアイテム製作の非常に重要な部分を担っているのだ。

エントから枝を貰うには?

「素手で殴る」

エントは素手で殴らなければいけない。武器を使って痛い思いをさせたら、10倍返し!になって返ってくるから注意しよう。 ただし、弱い武器なら使用できる。 作業効率を上げるため、攻撃命中率が高いメイルブレイカーをわざと損傷させて攻撃力を落として使うというのが一部で行われている。 どの程度損傷させればいいのかは、逃げる準備をした上でエントに機嫌を聞いてみるといい。

まず、森をあるいているエントを探す。 みつけたら、話しかけて立ち止まらせてから、殴ってみよう。 エントを殴る時は、素手で、Ctrlキーを押しながらクリックだ。 そうすると、エントから枝が落ちてくる。 たまに、エントの実も落ちてくる。

エントの実は、ルーディエルというエルフに話し掛けるとエルヴンワッフルに加工してくれる。 とても貴重なアイテムだから、決して捨てたりしないように。

さて、エントの枝は以下のように使う。とても有用なアイテムだ。

エントから表皮を貰うには?

こんどはエントの表皮を貰う方法だ。 表皮はアラクネの糸で固めて盾にしたり、いろいろな使い方がある。 だが表皮を貰うにはすこし知識が必要だ。 エントの表皮を貰うには、エントにきのこの胞子液を渡してから素手で殴る。 これからそれを見ていこう。

エントを見つけたら、きのこの胞子液をドラッグ&ドロップでエントに渡す。 そのあと、Ctrlを押しながらエントを殴る。 胞子液を1個わたせば表皮が1個、2個わたせば2個もらえる。 これが基本のやり方だ。 一応、私は400個同時に表皮を貰ったことがあるので、限界は多分ない。

だがしかし注意点がある。 きのこの胞子液を受け取ってくれるエントは、あまり多くない。受け取りを拒否するエントの方が割と多い。 ドラッグ&ドロップでも受け取ってくれない場合は、そのエントから表皮を貰うのはあきらめよう。

また、エントは一度表皮を作ると、5分間の休憩が必要になる。 その間にまた胞子液を渡して殴っても、もらえるのは5分後になる。

きのこの胞子液

アイテム製作の材料となるアイテム名。 きのこの形をした「ファングス」というモンスターからのみゲット可能。 略称は「きのこ汁」または「汁」と呼ばれ、見た目の割にかなり重いのが特徴。 少量ならエルフの森のロウフルテンプル周辺にいるファングスを探して狩る。 大量に必要ならクリスタルケイブの1〜2Fにファングスが群れをなしている。

表皮を大量生産するには

チルムがアイテム製作屋を営業していたころの、大量生産の話。 犬を4頭引き連れ、それぞれ重量限界(約150個)まで汁を持たせる。自分も汁を持つ。 あとはエルフの森へ魔法で飛び、犬から荷物を降ろしてエントに渡してから殴れば、1度に数百枚まで表皮を作れる。 表皮も同様に犬に持たせてから倉庫へ帰る。

ただ、これはかなり製作専門家の高等技術。重量限界で戦闘不能の状態で襲われたり、重量限界でアイテムを落とした時に拾えないままスライムに食われたり、エントがテレポートして逃げたり、そもそも盗難に遭ったり、チルムも50k単位で損失を出したことが何度もある。 最低でも後述「5分待つ」や、設定「全部拾う:OFF」知識は必須。 また、重量限界で魔法が使えない状態でも祝福されたテレポートスクロールなら使用できるので緊急脱出用に準備するなど、万全の体制を。

森の守護者は10分おきにテレポートする

極端に長い時間、森の守護者を「占有」するのを避けるため追加された仕様。 約10分おきに、画面内でテレポートする。 極端に遠くへ逃げるわけではないので、画面を良く見て探せば問題にはならないので、あせらずに対応しよう。

5分間の休憩の逆利用

「表皮を出した後は5分間の休憩が必要」を逆に読むと、 「とりあえず5分待てば表皮が出る確率が高い」となる。 森でエントを見つけたら、5分待ってから表皮を貰うのが一番確実と考えられる。 ただしエントは、上述のとおり10分おきにテレポートして逃げることまでちゃんと頭に入れておくこと。

休憩中にきのこ汁を入れる事故

表皮作成後5分間の休憩中に、もう一度きのこの胞子液をエントに渡すと、表皮がもらえるのは休憩後(5分後)になる。 その場合はエントをクリックして「おしゃべり」しながら逃げないように確保し、5分間殴り続ければいい。

5分後に「エントがエントの表皮をくれました」と表示されればいいのだが、実際には横殴りで盗難に遭う場合も多い。 システムログに「きのこの胞子液が不足しています」と表示されてしまったら、表皮はエントの中に残っていないことになり、盗難に遭った証拠なのであきらめること。 最近の横殴りプレイヤーは「枝、表皮、もうない」のメッセージを聞くと殴らずに素通りしてくれる場合があるので、殴り続けてこのメッセージを出し続けるといい。 横殴りの詳細は後述。

「枝、表皮、ない。あとで、また、こい」とは

もしエントが「枝、表皮、ない。あとで、また、こい」と言っている場合はどうしたらいいか。 実はこのメッセージは古い仕様が残ってしまっている一種のバグで、「枝、もうない、あとでまたこい」の間違いである。 したがって、このメッセージは無視して胞子液を渡しても表皮を得ることが可能だ。

エルフの森のBOTについて

エントの枝は叩くだけで手に入る。しかも売れば簡単にお金が手に入る。 このことから、最近は一段と「エントシーフ」と呼ばれる行為が目立っている。 他人おかまいなしにエントを横から殴りつけ、枝を奪い去る。 表皮の製作中に横から殴り付け、表皮を奪い去る。 これらの恥ずべき行為は「BOT(ボット)」と呼ばれるエルフたちが行っている。

BOTとは人間操作ではなく、コンピュータの自動操作で歩き回るキャラクターのことで、彼らは「自動的にエントを殴って枝を手に入れる」ように作られている。 これはLineageのゲームの規約違反であり、絶対に行ってはならない。 しかしBOTの(規約・法律面の)確認と対応は難しく、「BOTによる被害は自己防衛で防ぐ」のが現状である。

たとえば、表皮を製作しようとして胞子液を渡した後に、エントシーフで表皮が持ち去られる場合がある。 このような行為は防衛をしなければならない。

周囲にだれもいないことを確認してから表皮をつくる

周囲に誰もいなければ、シーフは起こらない。 まず何よりシーフされる環境を作らない事だ。 胞子液を渡す前に周囲にだれも居ない事を確認しよう。 だれかが居れば、居なくなるのを冷静に待とう。 「表皮を作るからどいてください」などと言えば、逆に表皮を意図的に奪われてしまう可能性があるから、何も言わずに待つのがよいだろう。

また、エントシーフは枝取りを目的にしているのだから、 「枝、表皮、ない」と言っているエントで周囲が落ち着くのを待ち、BOTがそのメッセージを確認して去っていってから作るのもよい。 誰もいなくなったら、すばやくきのこ汁を入れて表皮を作ろう。

その他、忘れやすいこと

素手以外でエントを殴ると、反撃されてしまう。 またペットを連れている場合は、飼い主がエントを殴るとペットがエントを襲い、エントがペットに復讐をして戦闘になる。 もしそうなったらペットの笛でも制止できない。ペットが死んでペットのアイテムをエントに奪われたらなお、たちが悪い。 すばやくテレポートの魔法やスクロールを使い、エントから離れよう。

エントは重要なパートナーだ。 末永く付き合ってくれ。

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