ロハン:

もう知っているかも知れんが、こ
の村は今「アトゥバ部族共同体」と
いうオーク部族と戦争中だ。形と
しては我々が彼らの居住地を侵し
たように見えるだろうが…。
耕す地すらないこの場所で、指を
くわえて飢え死ぬのを待つわけに
はいかないじゃないか。
それに、我々だっていつまでもこ
んな所にいるつもりはない。だが
な、オーク部族とは話し合いの余
地がないんだよ。
ライラもこのことでずいぶん悩んで
いるよ…俺が少しでも彼女の力に
なれるといいんだが…。