カドモス:

うむ、多分村の外のシュリーマンの
森をうろついていると思う。大事
がなければいいんだが…あいつは
わしに似て、身の危険を感じれば
逃げ足だけは速いからな。

おお、そうだ!あいつの母親が知
らない人にはついて行くなとしっ
かりしつけたもんだから、簡単に
は連れてこれまい。わしの印を貸
してやろう。

これを孫に見せてわしのことを話
せばおとなしくついてくるだろう
。ここまで連れてきておくれ。頼
んだぞ。

森のどこにいるかって?さあ…ど
っかには必ずいるだろうさ。