〜 ストーリー解説 〜ダークエルフ レベル30試練
反王、
ケン・ラウヘル―――。
アデン王国を我が手中に収めんと、魔女
ケレニスの希代稀なる妙術を用いて
善王デューク・デフィルを殺め、王妃
ガドリアを惑わしたり。
悪魔の如し強大な力を
以って反旗を取るものを許さず。
やがて、国王の座に君臨したり。
私はカーン様の命令に従い、ロンドゥ様の元を訪れた。
ロンドゥ様はこう言っておられた。
[ロンドゥに話し掛ける（ダークエルフLv30試練/開始時）]
私はいま、もう一度反王について知る為に図書館を訪れている。
時折、窓から見える黒水晶のカケラが青白い光を放つ。
よく乾いた本や巻き物の独特の匂いが漂う。
静かな室内。暗い明かり。その全てが私の感覚を研ぎ澄ませる。ここは私の好きな場所の一つだ。
あれから、もう何度この図書館を訪れただろうか。
争いを避ける為に、ダークエルフはふたつの派に分かれた。
それが、今なぜまた醜い争いに走ろうとするのか。
神はなぜ、ダークエルフ族をこのような運命に導くのだろうか？
永い、永い、遠い昔からの因縁の歴史。
決して戻らない暗黒の歴史。
だがしかし、我々は沈黙の洞窟の民。
破壊の神グランカインの信仰を捨て、創造の神アインハザードの元へも戻る事のできない種族。
ならば、我々の神とは何処に？
答えを求める為に、私はロンドゥ様の提案に従うことにする。
本を棚に戻し、私は祝福されたテレポート・スクロールを手にした。
よく乾いた本や巻き物の独特の匂いが漂う。
そこには、もう誰もいない。
地上ではすでに反王の側に就いたダークエルフ族が動き出していた。
野蛮なオークが這い回る深い森で誰にも見つからぬうちに動き、まずは小物と思しき者を一瞬で切りつける。
彼らは声も出さずに刃に倒れ、黒い血が地面を汚していく。
私は求める名簿を探し、裏切り者の名簿を一枚入手することができた。
この小物を率いていたはずの指揮官や他のダークエルフ兵は周囲には見当たらない。
姿を見られる前に、私はまた沈黙の洞窟へと戻る。
[ロンドゥ様に話し掛ける（ダークエルフLv30試練/名簿を入手後）]
名簿をロンドゥ様に預け、今度は指揮官を暗殺する許可を頂いた。
すぐに地上へ戻り、裏切り者の指揮官を探す。
暗殺リストを持ち、町の中を探索する。
古代呪術を受けた状態のこのリストを頭上にかざすと…現れた！相手は突如として姿を見破られたことに驚き、動作が遅れた！今だ！
私は彼を背後から取り押さえて押し倒し、首にダガーを当てて拘束する。
「…よし…おとなしくしておけ…。おまえは何のために名誉を捨てた？」
「はっ…！沈黙の洞窟に逃げた貴様らが名誉を口にするだと…？！ちょこざいなっ！」
「…そうか…、では質問を変えよう。おまえは何のためにこのようなことをする？」
「…ククク…ッ。おまえごときがそれを知ってももう遅い…。『あの方』の計画はもう始まっている…！」
「…ケン・ラウヘル、か…」
「ククク…ッ…ハハハハハハハッ！貴様ごときに！貴様ごときに『あの方』の計画を止める事などできるものグァッ…！！」
「…わかった…。それで充分だ……シーレンの世界に旅立て！ハァッ！！」
「ガァッ…ガアアァアァァァァァーーーー…ッ！！」
途中で首を抑えたのは、いささか大人げなかったかも知れない。
まあ、この分だと奴がそれを話すことはなかったから良しとしよう。これでも、奴もアサシンの端くれとしてプライドはあったらしい。
『あの方』…と言ったな。「計画」とはなんだ…？
奴の小さな鞄から見つかった「死の契約書」を持って、私はロンドゥ様に報告にあがる。
[ロンドゥ様に話し掛ける（ダークエルフLv30試練/修了時）]
私は任務を終える。
私はアサシンとしての名を受けることができた。
だがしかし、腑に落ちない。
「あの方」と「計画」の存在がまだ解決していないのだ。
今日の事は、私の胸の中にしまっておく。
それがアサシンの心得であり、義務である。
いつの日か私自身の手で、この黒い歴史を打ち破る為に。答えを得る為に。
私は力を手にする為に、この黒い森を後にする。
うわっ、いつになくまたダークな感じのよくわかんない文章書いてるよチルム。
たった３ページのクエスト用のセリフがなんでここまで化けちゃうのかね（笑）
なんか図書館好きのダークエルフになっちゃいましたね。
まあアサシンって「戦闘大好き！」なナイト様のイメージではないもんで、こう大人しくなってしまったわけですが。
いやだからって大人し過ぎかも？
まあそれはそれとして置いといて、
落ちるとこまで落ちたこの鬱展開がストーリー上でどう盛り上がりを見せるのか、が注目点。
ダークエルフ３０試練の原稿はシリウスワールドのリムリッド様からいただきました。
ありがとうございます。
原稿があと３ページほど、撮影し忘れとのご連絡の上で掲載しております。
いっしょに試練の説明を頂いたので、下記に転載いたします。
■１ページ目。
Ｌｖ３０のＤＥで、ロンドゥに話しかけた最初のセリフ部分になります。
そうですね。セリフ一番下までＳＳ撮ってなかったようです。
すみません(@_@)
うっすらとした記憶しかないのですが、
「ロンドゥの提案を聞き入れる」もしくは「提案を聞き入れる」
のどちらかだと思います。
■２ページ目。
提案を聞き入れた直後に話しかけたところです。
セリフ文末の「入手した秘密の名簿を渡す」を見た時点で、
必要なアイテム名がわかるわけですが、
肝心のＧＥＴ可能な場所については、
このセリフからはまったく分かりませんでした＞＜
ネット検索で「ＯＴカオティックテンプル周辺」とあったので、
そこら辺ずーっと探しました。同じように「裏切り者」を
探している男ＤＥさんがいたのですが、話しかけてみると、
やはり見当たらないという答えが。
また、ロンドゥのセリフの中には「裏切り者」としか、
説明が出てこないため、自分は「ダークエルフ ○○○」
というモンスター名を想定して探していました。
で、周りにいたプレイヤーさんから、対象のモンスター名が
「コラプト ガード」である事が判明。
「たまに何でこんなところに！？ってとこにいるよ」
という情報を得て、捜索範囲が異常に拡大(Ｔ▽Ｔ)
先に見つけたのは、男ＤＥさんのほうでした。
「畑の上にいました」との事だったので、自分もその辺へ移動。
しかし、みつからない。
で、ふと「そういえば砦の中って見たことないよなあ」と
思ったので、思い切って特攻！そしたら、中にたたずんでいた
んですよヤツは＿|￣|○...どよーんiii
モンス探すだけで１時間以上かかるクエストっていったい…。
■コラプトガードから「秘密の名簿」を入手できたら、
２枚目のロンドゥのセリフ文末をクリックして渡します。
すると、引き換えに７枚の赤い便箋（ピンクに見えるけど）が
渡されます。これには町のどの辺りに、裏切り者のＤＥがいるか
というヒントが書かれています。ＳＳは撮っていません。
■うは。ＳＳ足りないかも…。
たしかロンドゥに話しかけて「古代の暗殺者の呪い」を
ロンドゥにかけもらう必要ありです。あう〜(x_x)
「死の誓約書」は、７人の裏切り者ＤＥのいずれかから入手
できるのですが、どのキャラを倒せばいいのかはランダムに
決まります。このため【大量のｂ−テレが必要】になります。
効率よくクエストをこなすには、７箇所の出現場所をすべて
ブックマークし、倒してもドロップが出なければ、別の町に
移動する。という事を繰り返します。
出現場所のセルには、白の魔方陣があります。
この上に自分が立って、該当する赤い便箋をクリックします。
すると魔方陣のそばにボーっとしたＤＥが現れます。
攻撃はしてこないのですが、早く倒さないとどんどん遠くに
いってしまいます。また、呪いの効果はテレポート３回分
くらいした持続しないので、ロンドゥのところへ戻る必要も
あります。とにかくｂ−テレが必要ですTT
※エルフＬｖ４５試練では、古代人の亡霊を倒すとき、魔方陣
から出てしまうとドロップがでにくかったので、このＤＥを
倒す場合も魔方陣から動いてはいけないのではないかと推測。
男ＤＥさんは２３回目。自分は４０回目のテレポートでＧＥＴ！
また、それぞれのＤＥには名前がついていますが、これはネット
検索でみつかるため、自分では記録していませんでした。
ギランとハイネだけＳＳから判明。
・グルーディオ〜スライムレース場：？
・ウッドベック〜畑：？
・ケント〜町の右下：？
・火田村〜町の左：？
・ギラン〜犬レース場下：トダ（女）
・ハイネ〜船着場：ロデク（男）
・アデン〜北東方向の海に面した灯台の中：？
■「死の誓約書を渡す」…って、ああっ！
ここでも、Ｎｏ.４−５間で１枚ＳＳが抜けてるのではvv
「死の誓約書を渡す」ってセリフが記録されて無いですね。
段取り重視してたんで、今まで気づかなかった＞＜
※2005年2月9日追記
マサ様により台詞が補完されました。ありがとうございます！
３ページから５ページに増えまして、ストーリー解説も少しだけ書き換えました。
今まで解説中の戦闘シーンがあまりにもさっぱりしすぎていたので（苦手です）、今回はちょっとそこを重点に背後から拘束して喉元に切っ先おしつけて尋問してみました。…って戦闘じゃないしｗ
わざと含みを残すように書いておきました。ケンちゃんどうなっちゃうんでしょうか？ご期待です。