〜 ストーリー解説 〜君主 レベル15試練

アデン暦XXYY年、X月X日。
新しい王の王位就任式が行われていました。

あなたの父である、偉大なるアデン王国の王デューク・デフィルは先月で亡くなりました。
時を同じくして、従兄弟を名乗る男と、怪しい美貌を放つ女が現れます。
男は周辺の領主や神殿の教皇の承認を取り付けてアデン王国の王に即位します。

就任式のあと、テラスへ出た王「ケン・ラウヘル」と王妃「ガデリア」は、城に集まった民衆から祝福を受けています。
彼ら−民衆のいる位置から見れば、新しい王の黄金に光る甲冑と、隆々として強そうな王のイメージが何よりも注目を集めるでしょう。
しかし…。王族の者としてテラスの後ろからその光景を見ていたあなたには、王妃ガデリアの異変のほうが気にかかりました。

もう何日も、母である王妃と口を聞いていません。
日中も王妃がどこにいるのかわかりません。
そんな日が何日か続いたある日…


まだ幼いあなたが城内を歩いていると、王妃の部屋のドアが開いています。
なにか話し声も聞こえます。王妃はここにいるようです。
わずかに開いたドアの隙間から、中の様子をうかがうあなた。
あなた「………!」
化粧台に座る王妃は頭をぐったりと下げ、まるで寝ているようです。
となりにいる女性は、そんな王妃の耳にそっとなにかをささやいています。
あの女性…、ケン・ラウヘルと共に城に現れたあの女性に間違いありません。
謎の女性「…!あら、これはこれは、小さな王子様…」
女性はあなたに気付きました。
あなた「…あ、あなたは…母に何を…っ」
女性は、ゆっくりとあなたに近づき、怪しい笑顔でゆっくりと語りかけます。

謎の女性「良いこと?王子様…。

この国は既にケン・ラウヘル様のもの…。
私の魔力で永遠の力を得たケン・ラウヘル様ならば、この国の永劫をお約束するわ…。

だから、あなたは少しだけ、眠っていてね…。


さよなら、王子様…。  クスッ 」

気がついた時、あなたは見た事も無い島にいました。
あの女性は、王妃に怪しい術をかけて操っているに違いありません。
王デューク・デフィルの突然の死、それを見計らったかのように現れたあの王も、やはり不自然がすぎます。

あなたは国を、民を、母を取り戻すため、城を取り戻す事を決意します。
ナイト「グンター」
話せる島、
北の高台の洞窟
[グンターに話し掛ける(君主Lv15試練未資格)]
あれからどれだけの月日が流れたでしょうか。
今あなたは、新米のナイトたちにまざって「話せる島」で修行に取り組んでいます。
稽古をつけてくれるグンターはあなたに優しくありませんが、彼の決意のほどを聞けば不足はありません。
「私は国を取り戻したいんです。
父を殺し、母を操り、信頼すべき領主たちをだまして民に圧政を強いる彼らを許す事はできません!」
あなたがそう言うと、グンターは優しく、しかし威厳に満ちた調子でこう言いました。
[グンターに話し掛ける(君主Lv15試練有資格)]

グンターは、ゼロと会ってあなたに人の上に立つ者の心得を知るよう、言い渡しました。
あなたは船に乗り、ひとときとは言え堅い決意を育ててくれたこの島をあとにしました。
策略家「ゼロ」
ケント掲示板
[ゼロに話し掛ける(君主Lv15試練有資格)]
ゼロはあなたに君主の心得を教え、試練を課しました。
ケン・ラウヘルの手下であるブラックナイト隊が、荒地で何かを探しているというのです。
ゼロはあえて、その討伐をナイト達ではなくあなたに課しました。

クラン員たちに守られながら、剣を持ち進むあなたの前に彼らが現れました。
彼らはまるで、探していたものを見つけたかのように向かってきます。
あなたはクラン員の助けを借りながらなんとかそれを打ち倒し、彼らが受けた任務の指令書「捜索文書」を、彼らの首の代わりに持ってゼロへ報告に行きます。


試練を乗り越えた君主に、ゼロは再びグンターに会うように言いました。
[ゼロに話し掛ける(君主Lv15ゼロ試練修了者)]
ゼロの試練を終えた今なら、グンターもあなたを君主として認めてくれるでしょう。


再びグンターに会うと、あなたにもう一つの心得を教える為、生命の秘密が書かれたスクロールを探すよう命じました。
[グンターに話し掛ける(君主Lv15試練有資格)]
話せる島のケイブには、肉体を失って荒れ狂う骨のモンスターたちと、無機質な物たちに生命を封じ込めたモンスターがさまよっていました。
彼らは本来あるべき生命体ではありません。既に死した亡骸にも、無機質な物質にも、本来意志も目的も無いはずです。

彼らは何の為に生きているのでしょうか。
彼らは永久に、この暗い洞窟をさまよい続けるのでしょうか。
考えごとをしながら彼らと戦ううちに、だれかがそのモンスターを生み出すために使ったであろう呪いの言葉を書いた紙、「生命の秘密」を拾いました。


考え事についてグンターに話すと、彼はこう言いました。
[グンターに話し掛ける(君主Lv15グンター試練修了者)]
彼はあなたの考え事の結論を教えませんでした。
その代わり、あなたが充分に君主の心得を持っていることを確認し、夢を叶えるよう言いました。

これからもきっと、多くの困難が待ち受けていることでしょう。
ですが、あなたは君主として国を取り戻さなければなりません。
「私はあなた方を助けるため、必ず戻ります…。
…待っていて下さい、母上…」
決意を新たに、島を旅立つあなた。
話せる島は水平線の彼方へ消えていきました。
  1. グンターに話し掛ける(君主Lv15試練未資格)
  2. グンターに話し掛ける(君主Lv15試練有資格)
  3. ゼロに話し掛ける(君主Lv15試練有資格)
  4. ゼロに話し掛ける(君主Lv15ゼロ試練修了者)
  5. グンターに話し掛ける(君主Lv15グンター試練修了者)
長文になってしまいましたがストーリーのほう理解いただけましたでしょうか?(^^;;)
君主はゲーム上「ケンラウヘルに城を追われ、取り戻す為に」という説明になっていますので、
そこを含めてリネージュのストーリーをなるべく忠実に、物語風に再現したつもりです。
どこかこじつけの気もしますが、大筋でこんなとこかと(^^;;)
チルムのLv15試練体験談 君主は体力や攻撃力が低い為、ヒール役のWizがいても正面きってのBK隊討伐は難しいでしょう。
討伐時には引きつけ役、ヒール役、そしてあなたの最低3人以上で挑むのがお勧めです。
捜索文書は比較的DROPしやすいので、めげずにがんばりましょう。

生命の秘密は、リザ砂漠に犬連れで行くのがベストです。
体力勝負より戦略と指揮力で。

ちなみに、グンターとゼロはどちらを先に行っても構いません。

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