〜 ストーリー解説 〜君主 レベル30試練
城を取り戻す為、修行の合間を見て意志の強そうな仲間を探しに来たあなた。
ウッドベックの街へ着いたとき、ある女性が声をかけてきました。
[あ、もしかして・・・]
どうやら、この村は砂漠のアリ達に苦しめられているようです。
連れ去られた人もいるようなので、事態は一刻一秒を争います。
悩む必要などありません。今すぐ助けに行きましょう。
[詳細を聞く]
アリの巣へ行けば連れ去られた人がいるかも知れない。
仲間を連れて、無数にある砂漠のアリの巣を潜って捜索します。
倒しても倒しても現れる無数のアリの大群を見ると、地上の流砂はまさに「アリ地獄」と呼ぶにふさわしいと実感します。
やがて、アナの中に様子の違うアリがいることに気付きました。
そのアリは他のアリと違って襲ってきません。
闘争意識も感じられないその姿は、まるで肩を落して佇んでいるようにも見えます。
「話を聞けるかもしれない。」
そう思ったあなたは、さっそくアリの声が聞こえるように変身して話しかけてみます。
「どうかしましたか?」
すると、彼はゆっくりと話し始めました。
[おまえも噂で聞いてんだろう。]
どうやら、ウッドベックの村人をさらっているのは、黄色のアリよりも強い赤いミュータントアントのようです。
西のほうに赤いアリの巣があるようなので、話を聞いてみましょう。
そこには、ミュータントアントの巣との境界を監視するジャイアントアントソルジャーがいました。
中に入れてもらえるよう、話しかけてみましょう。
[中に入れてもらう]
ミュータントアントの巣には、たくさんの赤いアリが巣食っていました。
奥に進むほどたくさんのアリが出てきます。
仲間の支援を受けながら進むと、そこには大きな体をした女王アリがいました。
この女王アリを撃退すれば、赤いアリの増殖は止まるはずです。
激闘の末、女王アリを倒すことに成功したあなたは、部屋の中をくまなく捜しました。
さらわれた人達は見つかりませんでした。
部屋の奥には、さらわれた人達の遺品と思われるものが落ちていました。
[そうですか…]
村に戻ったあなたは、遺品をアリアに預けました。
女王アリを倒した今となっては、新たな被害が出る事はないでしょう。
「もっと早く、兵が動いていれば、住民は助かったのかもしれない。」
村の悲報に動じなかったアデン王国と兵力。
国民を守ることもなく、税を巻き上げるだけの国家。
悔しさに唇を噛み締めながら、来るべき反撃の日に備えて、あなたは村を旅立ちました。