警備兵ブライト:

偉大な母親?そう、人々は私の母さんを偉大な母と
呼ぶのだ。事実、私の口から言うのもなんだが、私
の母さんほど偉大な母という呼び名が似合っている
人はいない。12名にもなる息子たちを1人で育てた
のだから、あ、父さんは私が生まれる前に亡くなっ
た。私が最後にお腹の中に残された子供なのだ。

母さんは父さんが亡くなった後にも悲しむ暇もなく
息子たちを育てるため大変な苦労をしたんだ。末っ
子の私が大きくなるまでひと時も休めなかったんだ
。すでに私もひけめなく職について、母さんを楽さ
せるようになった。

母さんのもとをお伺いしたいって?今、家にいると
思うが...しかし、見慣れない人とは会おうとし
ない方だから...それにこの頃ずっとため息をし
て憂鬱にしているんだ。亡くなった父さんの事を思
い出したりして...私が慰めをしてあげても、そ
れではだめなんだ...。

「母様に贈り物をしてあげたらどうだろう?」