倉庫番長ランスポ:

俺がこの倉庫で倉庫番として働き始めてからもう40
年だ。実を言うとここは俺が育て上げたようなもん
だよ。俺の若さと情熱を捧げて築きあげたもんだ!

それが、この前、シュチュッツガルトのギルド連合
の長老会から連絡が届いたんだ。鋼鉄の門ギルドか
ら監察官がここを訪ねる予定だそうだよ。ディオン
の実績がいいとか言って直々に視察に来られると言
うんだ。それも全部、今年のディオンの倉庫業の収
入が高かったおかげだよ。うまく行けば、俺も長老
に格上げされるかもしれないしな!

監察官が訪ねて来られたら盛大な晩餐でお迎えしな
きゃならないのだが...。一体何から準備すれば
よいのか...全く見当も付かない。俺の考えじゃ
お前のような冒険家の助けも要ると見た。もちろん
報賞はきっちりと支払うつもりだよ。どうだ、ちょ
っと俺を手伝ってくれないか?

「手伝います」