マジスター ジュリス:

よくご存じないようですが、その方の協力者とは全員が、今回
のギラン会合に不満を持つ各種族勢力の中から抱き込まれ
た者たちなのです。ここに居住するエルフ マジスターも、インナ
ドリル地域のエルフたちに主導権を奪われてはならないという
名目でこれに加担しました。

しかしこれはある意味で、善意からのうそ、つまり偽装と言っ
てもいいでしょう。言葉はどうであれ、多種族が今回のことを
契機として、エルフに背を向けることだけは避けなければなり
ませんでしたからね。

私たちは、他の種族がカマエルの出現をどう思っているのか、
それぞれの立場で話を聞いて考える機会が必要だったために
、その方の提案を受けて差し上げたのです。

ならばその方に伝える本当の話とは何か?