ピオトル:

希望...希望か...そう...実際そんなに絶
望的なことだけじゃない...

最近、雇われた傭兵たちが、オークの群れを処理し
てくれています。私の兄弟たちは日夜農地を開拓し
ています。いつかはここがアデン王国で一番肥えた
土地にならないともいえませんよ!

ところで...肥えた土地の証を探していると言い
ましたよね?いいですよ、それなら特別に大切にし
ている物を、あなたにあげましょう。私がこの土地
に初めてきて、凶作に遭い絶望していたとき、一人
の見知らぬドワーフにもらった物です。彼はこの種
をくれる時に、大地の神マーブルの祝福に満ちた種
だと言いました。

そして、本当にこの種で農作をしたら豊作になり、
土地もさらに肥えてきたのです。それでいまだに、
その時に残して置いたいくつかの種を持っているの
です。これこそが私の最も大きな希望です。さあ、
あなたに種をあげましょう。ドワーフにもらった贈
り物を再びドワーフにあげるとは、これもすべて縁
なんですね。