マスター ゴビエ:

我々が島から出て来るまでは、暮らしはとてもシン
プルだった。

なのに、見てみろ。この混乱と複雑さ。実に理解し
がたい。

とにかく、行動に慎重を期すべきだ。

それにしても、お上が何かを隠しているような気が
してならない。

我々初級将校がみな感じているのだ。

こんなことは君に言うべきではなかったな。君には
妙に親近感を感じたもんでな。
......

では、この報告書をグルーディン村のカマエル、マ
スター シオネ
に手渡してくれ。