我々が島から出て来るまでは、暮らしはとてもシン プルだった。
なのに、見てみろ。この混乱と複雑さ。実に理解し がたい。
とにかく、行動に慎重を期すべきだ。
それにしても、お上が何かを隠しているような気が してならない。
我々初級将校がみな感じているのだ。
こんなことは君に言うべきではなかったな。君には 妙に親近感を感じたもんでな。 ......
では、この報告書をグルーディン村のカマエル、マ スター シオネに手渡してくれ。