この間、王国の有名貴族たちがここへ遊びに来たん
だ。あいつら、俺が自分たちの専属料理人になるの
を拒んだら、俺の料理にケチつけようとしたのさ。
だがな、俺の料理はそんじょそこらの料理じゃない
。
誰一人とてケチつけることができなかったんだ。だ
が!
あのせこい奴らときたら、この土地の郷土料理がな
いなんて言いがかりをつけて、俺をこき下ろしたん
だ。
それで考えたよ。あいつらをギャフンと言わせるよ
うな、地元の特擺■料理を作ろうってな。
けど、材料がなかなか手に入らなくてな。
ここいらでは、食材に使えるようなモンスターがほ
んのちょ〜いとばかり強いんでね。
君、俺を手伝ってくれないかね?