ガリックブレド:

ああ、本当にありがとう。君のおかげでうちの娘が
無事家に戻ることができたよ。私にはこっ酷く叱ら
れたがな...。だけど、娘がこれで味を占めて、
また家から抜け出そうとするんじゃないかと心配だ
よ。そのうち取り返しのつかないことにでもなるん
じゃないかと...。おっと!そういえば、これは
わずかだが、受け取ってくれ...。たいした物じ
ゃないが...心ばかりのお礼だと思って...。
本当にありがとう。(それから彼は、近頃みたいな
物騒な世の中では娘を持つ親は苦労が耐えないとか
何とかグチをこぼし始めた...)