ゲラド:

あなたが反王の弾圧を逃れてきた
王族だと?
確かにあなたには高貴な血統の者
だけが持つ、人を惹きつける力が
あるようだ。
だが私は戦乱の中で、あなたのよ
うに自らを王族だと名乗る偽王子
、偽王女をたくさん見てきた。
だからやすやすと信じるわけには
いかぬのだ……。


本物の王は、自らの力で王の地位
にのし上がるものだ。
もしあなたが貞淑なガドリア王妃を
だまして王位を奪った王を倒し、
自らの力で王であることを証明で
きたら、その時はあなたに忠誠を
誓おう。


もしあなたが王を倒すために、血
を分かち合う仲間を求めてここに
来たのなら、それは正しい決断だ

ここにはあなたの夢に賛同する、
頼もしい若者が大勢いる。
その中でも私が資格を与えた騎士
たちの資質は、我が名誉をかけて
保証しよう。