暗殺隊副官 キマ:

ふむ…おまえが話に聞く、ブルディ
カが新しく教育してるって奴だな

おまえのような奴を数知れず見て
きた俺には、さほど珍しくもない
ことだが、主を信じて従っている
だけのおまえにまで、俺が感情を
あらわにする必要もなかろう。
いつかおのずと知ることになるだ
ろう。おまえも消耗品のひとつに
過ぎないってことを、そして俺も
またおまえと同じようにブルディカ
に教育され、まだ使える部品だか
らこそキープされているようなも
んだからな。

俺の手を借りるためにここまで来
たことは知っている。

断っておくが、今回おまえの主が
下した任務が何であろうと、俺は
報酬なしでは手助けしないぞ。

どんな報酬でも支払う