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効果音の鳴らし方について調べてみた

[マインクラフト] [2014/08/12 17:39]

前回の記事でエフェクトについて調べた記事の続きで、効果音について調べてみた。

WorldクラスのplaySoundメソッドに各種パラメタとSound定数を指定すると、ゲーム内で効果音を鳴らすことができる。
例えば矢を射るときに矢を射る効果音を鳴らすと、臨場感が溢れる。

効果音を鳴らすには、以下のようにすればいい。
ここで、変数playerはプレイヤーを示すPlayerオブジェクトである。

player.getWorld().playSound(player.getLocation(),Sound.EAT,1,1);

第２引数のEATが定数で、これはEAT（食べる）の効果音。
このコードを実行すると、スティーブが肉を齧るムシャムシャという音が発生する。
同様にEATをDRINK（飲む）に変えれば、スティーブが水を飲むジュルジュル音が発生する。

第１引数は効果音の発生地点で、この場所の近くにいるほど音は大きく聞こえ、遠ざかると聞こえなくなる。
第３引数は効果音の音量で、0から1の範囲で指定する。少数も使える。数値を1より増やしても、1と同じ音量になるようだ。
第４引数は効果音の再生速度で、遅くすれば音は低くなり、早くすれば高くなる。少数も使える。通常は1。
先日作ったボスモンスタープラグインでは、ブレイズの吐息を再生速度0.5（50%）で再生することで、
マイクラのプレイ歴の長い人でも聞いたことの無いようなおぞましい奇妙な音を醸し出すことに成功している。

ちなみに、ブロックの破壊音やレコードの再生などは前回のエフェクトの解説記事を参照。
効果音は同じ定数でも数パターン程度の音が収録されている場合があり、その場合は毎回ランダムな音が鳴る。

また、前回の記事ではエフェクトごとに「デフォルトの効果範囲」が設定されていたが、
効果音のデフォルトの効果範囲は一律で15m弱のようである。
本来エンダードラゴンの死亡音などはもっと遠くまで聞こえるはずなので、
（たとえばエンダードラゴンが高空で弓で射られて死んだ場合、15mでは地上のプレイヤーに聞こえないだろうから、）
遠くまで音を届けるのはおそらくBukkitのメソッドではできないのだろう。

結構数があって使うのは大変そうだが、使いこなせば面白いことができるかも知れない。

今回、Soundについて調べたついでにエンティティタイプと絵画と実績の各定数と、
壁掛けアイテムのスポーンについても調べてみたので順次記事にする。

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