石橋を叩いて壊すブログ

ゼロから始めるFactorioの回路構築(定数回路・算術回路編)

前回に引き続きFactorioの回路の話。

Factorioで「回路網」の研究を完了させると、ケーブルやチェストのほかに「定数回路」「算術回路」「条件回路」が使用可能になる。
このうち「定数回路」「算術回路」の使い方について書く。記事が長いので「条件回路」については次回に回す。

定数回路

定数回路は常に決まった信号を回路に出力する。例えば「鉄板が100」などである。

正直なところ、定数回路は手元にアイテムが充分あれば必要ない。
「鉄板が100」という信号が欲しければ、保管チェストに鉄板を100枚入れればいい話である。

定数回路のメリットは以下の4つである。

保管チェストと定数回路のどちらが便利かは、時と場合と個人の好みで選択すればいいだろう。
ちなみに他2種(算術回路・条件回路)と異なり、定数回路は電源なしで動作する。

算術回路

算術回路は言わずがもな、算術を行う回路である。
可能な算術は四則演算に限られている。つまり、足し算、引き算、掛け算、割り算である。
足し算は「+」、引き算は「-」でいいとして、掛け算は「*」、割り算は「/」で表示される。
自分は「×」と「÷」で表現してくれたほうがわかりやすくて良いと思うが、まあそれは今は関係ない。

スマートインサータやスマートチェストと異なり、算術回路は出力と入力を両方こなす。
そして、出力用のピンと入力用のピンが分けて設置されている。
このため、間違えて逆にケーブルを接続すると信号が正しく伝わらないことがあるので、必ず回路の前後を確認するようにしよう。


この画像は、下の保管チェストの信号を、掛け算して上のランプへ伝えている。
左に置かれているのが「下が入力、上が出力」の算術回路、右に置かれているのはその逆向きの算術回路である。
見分けが難しいが、拡大すれば「太い足が出ているほうが入力」「細いピンが出ているほうが出力」とわかる。


ちなみに、算術回路にマウスを当てると、画面右側にその算術回路に入力されている信号と、
算術回路から出力されている信号を画面上で確認できるので、ここでも逆向き接続していないかを確認できる。


算術回路をクリックすると、設定画面が表示される。ここで入力となるアイテムや演算子を選択できる。
画像では鉄板の枚数に2をかけている。

また、異なる2つの入力を演算することもできる。例えば「鉄板の枚数から銅板の枚数を引いた値」という値を得ることができる。
その場合は、演算子の左に鉄板を、演算子の右に(固定値ではなく)銅板を設定すればいい。

出力は入力と異なるアイテムを設定できる。鉄板の数を2倍して、それを板の数として出力することができる。
もちろん鉄板の枚数を2倍して鉄板の枚数として出力してもかまわない。
出力側で論じている鉄板や銅板といったアイテムは、あくまで信号を伝えるための代数(数値の入れ物)として使われているに過ぎず、
実際が銅(どう)であるかは問題ではない。

ところで、算術回路の入力部を良く見ると、赤い端子と緑の端子があり、あたかも赤い端子と緑の端子がそれぞれ演算子(+-*/)の
左と右の数字に対応しているように考えがちである。
しかしこれは正しくない。以下の画像を見て欲しい。


2つのチェストのうち、左には鉄板が100枚、右には銅板が100枚入っている。
どちらもレッドケーブルで赤い端子に信号を入力している。
そして算術回路で鉄板の枚数と銅板の枚数をかけて出力している。

つまり、レッドケーブルだけで回路を構成しても演算子の左と右にアイテムを設定できるわけである。

さらにややこしい局面が実はある。以下の画像を見て欲しい。


ひとつの保管チェストに鉄板が100枚と銅板が100枚入っている。
その保管チェストからレッドケーブルとグリーンケーブルが延び、算術回路に入力されている。
算術回路では、鉄板の枚数と銅板の枚数を掛けて出力している。

鉄板の枚数と銅板の枚数を掛けたなら、出力は100×100で10,000になるはずだが、画面右下を見てみると、出力信号は40Kとなっている。なぜだろうか。
これはレッドケーブルとグリーンケーブルの信号がケーブル上では混ざらないが、算術回路は入力信号を加算して処理するために起こる。

上記画像の状態では、算術回路はレッドケーブル経由で、鉄板が100、銅板が100という信号を受信する。
一方グリーンケーブル経由でも、鉄板が100、銅板が100という信号を受信する。
算術回路は入力を加算し(つまり鉄板200、銅板200)、その上で設定された鉄板と銅板の掛け算を行う。つまり200×200=40,000になるわけである。

わかりにくいが、少なくとも言えることは、算術回路の赤い端子と緑の端子は、それぞれ演算子の左と右の数字に対応している…ように直感的には思われるが、
実はそうではないということである。

次回はもうひとつの回路アイテム、条件回路について書く。

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