石橋を叩いて壊すページ

ゼロから始めるFactorioの鉄道構築(便利な機能編)

前回の記事では、連動式列車用信号を使って列車をスムーズに交差させる方法を紹介した。
ここまでくれば実用的な列車の走行には十分事足りるが、Factorioの鉄道には実はもっと便利な機能が用意されている。
ここでは鉄道に関する様々な機能を紹介したい。

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同じ名前の駅を複数配置し、列車に選ばせる

Factorioの鉄道では、複数の駅に同じ名前を付けることができる。
列車はその駅に向かう場合、複数ある同じ名前の駅から好きな1つを選んで、そこに向かうようになる。

例えば、原油を汲み上げる油田が複数の場所に散らばっているとしよう。
そのすべてに駅を置き、「油田駅」という同じ駅名を設定する。
列車には、「製油所」と「油田駅」の2つの駅をピストン運転する時刻表を設定しておく。


3か所の駅に同じ「油田駅」という名前を割り当てた例。
ちなみに左の「油田駅」だけ赤い文字なのは、その駅が回路の作動条件によって無効化されているという表示。

この場合、列車は製油所を出発すると複数ある「油田駅」のうち手近な1つを自動で選び、そこへ向かってくれる。
基本的には最寄りの駅へ行くが、そこまでの経路に列車の渋滞が起きていたりすると、渋滞のないほうの駅へ向かってくれる。
列車が多ければ行き先も分散し、こんな簡単な仕組みだけで各地から能動的に原油をかき集めてくる列車軍団を構築できる。

また、駅には列車数上限を設定することができる。
これは駅が受け入れ可能な列車の数を制限する機能で、例えば上限を2に設定しておけば、 列車は一度に2本までならその駅に向かうことができるが、3本目の列車は上限を超えるので、 まだ上限に達していない同じ名前の別の駅を探してそちらに向かうようになる。
これを積極的に使うことで上記した列車軍団を複数の駅に分散させ、能動さを向上させることが出来る。


本記事シリーズの冒頭で貼った画像がまさにこれで、6か所の採掘場から銅鉱石をかき集め、 銅板工場へ送り込む44本の列車軍団である。
もう少し詳しく紹介すると、この軍団は「ゴミ取り駅」→「貨物を降ろす駅」→「採掘場」という3駅が時刻表に設定されている。
「ゴミ取り駅」というのは、銅鉱石を掘る際に一緒に石や石炭などが掘りあがって貨車に紛れ込むことがあるので、 これらをスタックフィルターインサータで取り出す駅である。
(ブラックリストで銅鉱石を設定してあるので、貨車に銅鉱石以外が載っているとそれを全部取り出してくれる。)
ゴミ取りついでに機関車への燃料補給も行う。ゴミ取り駅は4つあり、列車は4本の線路に並んで自分の順番を待つ。
「貨物を降ろす駅」は工場内に6か所あり、それぞれ列車数上限を1~2本に設定してあるので、 ゴミ取りの済んだ列車は上限に空きのある荷下ろし駅へ自動的に収まっていく。
「採掘場」では各鉱床ごとに駅があり、回路を使って列車数上限を設定している。
1つの駅に最低1本、銅鉱石がたくさん貯まると+1本の列車が向かうことで、 列車軍団の各駅への分散と間断ない運び出し、待機用線路長の短縮を図っている。
列車の発車条件は、ゴミ取り駅が「5秒間非アクティブ(=ゴミを取り終わったら発車)」、 貨物を降ろす駅は「貨車が空」、採掘場は「貨車が満杯または5秒間非アクティブ」になっている。

列車数上限は駅の設定画面で設定できる。
同じ名前の駅が複数あっても、駅の列車数上限は駅ごとに個別に設定できる。
このため大規模な採掘場の駅は上限を多くして列車を呼び集め、 小規模な採掘場の駅は上限を少なくして列車があまり来ないようにするといった調整も可能である。
列車は基本的には出発地から近い駅を選ぶので、近い駅ほど上限を抑え気味にしておくと列車が遠くまでよく分散するだろう。

ちなみにマップ上では、駅名は通常は白で表示されるが、列車数上限に達している駅名は水色で、 回路で無効化されている駅名は赤で表示されるので、色で各駅の状態を確認することができる。

列車数上限の設定には注意点がある。
設定された列車数上限を超える列車がその駅に向かおうとすると、「目的地がいっぱいです」というエラーになり、 列車は上限に空きができるまでひとつ前の駅で発車を見合わせてしまう。
同じ名前の駅が複数あり、それぞれ列車数上限が設定されている場合は、すべての駅が上限に達すると同様になる。

回避方法としては、同じ名前の駅が複数ある場合は、 それらのうち最も出発地点から遠い駅について、列車数上限を解除(無制限受け入れに)しておこう。
すると、列車はとりあえずその駅に向かって発車する。 発車後、もっと近い駅に空きができると列車はそちらに行き先変更してくれるので、各列車がスムーズに走行できる。
ただしこの方法でも、極端に大量な列車が押し寄せると行き先変更できなかった列車たちが最も遠い駅まで大行列を起こすので、無理は禁物である。

また、同じ名前の駅が複数あり、そのうち1つ以上がたどり着けない(線路の繋がっていない)場所にあり、 到達可能なすべての駅が無効または列車数上限に達している場合、新たにその駅に向かう列車はたどり着けない駅へのルートを計算して 「到達経路が見つかりません」のエラーになる。
とくに走行中の列車が回路で駅を無効化されて行き先変更でこの状況に陥ると、 主要幹線や交差点上で列車が緊急停止する場合もあるので注意しよう。

貨車にフィルタを設定する

チェスト等と異なり、列車の貨車にはフィルタを設定できる。
フィルタとは、貨車のアイテムマスに入れることができるアイテムを限定する機能で、 例えば電子基板のフィルタを設定しておけば、そのマスには電子基板しか入れることができない。
これにより、1つの貨車に複数のアイテムを混載させやすくなり、工場に複数のアイテムを効率的に届けることが出来る。

フィルタを設定するには、貨車をクリックして貨車の画面を表示し、空いたマスをマウスでホイールクリックする。
するとアイテム一覧画面が表示されるので、ここからアイテムを選択するだけである。


例えば生産力モジュールは、材料として電子基板(緑基盤)と発展基盤(赤基盤)を5枚ずつ使用する。
そこで、ひとつの貨車に40あるマスのうち、20に緑基盤、20に赤基盤のフィルタを設定しておく。
こうすれば、ひとつの貨車には必ず同数の緑基盤と赤基盤が混載されるから、どちらかが余ったり不足したりせず安定的な生産が期待できるようになる。

フィルタの設定はアイテムが入っていないマスにだけ可能なので、アイテムが入っているときは一旦取り出す必要がある。
フィルタを解除するには、フィルタが設定されたマスを再度ホイールクリックする。
フィルタが設定されたマスをShift+右クリックするとフィルタ設定を「コピー」、Shift+左クリックすると「貼り付け」できるので、 フィルタ設定されたマスをコピペで増やすことができる。
貨車そのものをShift+右クリックで「コピー」、Shift+左クリックで「貼り付け」で、貨車単位のフィルタ設定のコピペもできる。

ひとつ注意点として、アイテムを積み込むインサータは貨車にフィルタが設定されているかを考慮せず、 手元にあるアイテムを適当に掴んで貨車に突っ込もうとする。
このため貨車のフィルタ設定とインサータが掴んだアイテムが合わないと、積み込みが出来ずにストップしてしまうことがある。
確実に積み込みを行うには、インサータが掴むアイテムを限定したり、 その列車専用の駅を作って余計なアイテムを載せさせないようにするなど、工夫する必要があるだろう。

警報機を設置する

これは私の体感だが、工場長の死因はバイターよりも列車による轢死のほうが断然多いと思う。
時速300キロで走る鉱石満載の列車に当たって死ぬなと言うほうが無理がある。
ここでは回路を使い、列車が近づいてきたら音を鳴らす警報機を作ってみよう。

やることは簡単で、プログラマブルスピーカーを作り、適当な信号と回路で結んでおく。
プログラマブルスピーカーをクリックして設定画面を開き、条件として「黄色=1」を設定しよう。
すると、列車が近づいてきて信号が黄色に光ると、プログラマブルスピーカーがけたたましく騒ぎ出す。
あとは、工場長がそれを聞いて線路から逃げれば死なずに済む。逃げなかった勇気ある工場長は死ぬ。


信号が黄色になると騒音を発する警報機と、信号の色を派手に投影し続ける踏切警光灯。
事故を防ぐ効果は気休めだが、線路を渡る工場長の警戒心を煽る“気高め”にはなる。
踏切を過ぎたすぐ先に信号を置いておくと、列車が踏切を抜けたらすぐに警光灯が緑になっていい感じになる。

ちなみに回路を使うと、列車が近づいてきたらゲートを閉める踏切遮断器を作ったり、列車を無理やり一旦停止させる信号なども作ることが出来る。
ただそれらの方法は、上記した「同じ名前の駅を複数配置」とは相性が悪い。
回路で信号を赤に固定してしまうと、列車たちは「赤信号の出ている線路はあまり通りたくない」という理由で別の駅へ積極的に向かってしまうのである。
状況と工夫の問題なので、ぜひ個々の場合に合う解決策を模索してほしい。

長距離のレールプランナーを使用する

線路を配置する際、手荷物からレールを取り出し設置済みのレールの上に重ねると、 緑色の矢印が表示される「レールプランナー」の状態になる。
この状態でShiftキーを押すとゴーストモードに変化する。

通常のレールプランナーは工場長の手が届く範囲でしか使用できないが、
ゴーストモードではマウスポインタが届く限り好きなだけ線路を伸ばすことができ、そのうえカーブなども自動で計算してくれる。
レーダーの周辺であれば、遠く離れた場所にマップ画面から遠隔でレールを引くこともできる。


ゴーストモードによって通常よりも長い距離までレールの計算がされた状態。
設置済みの組立機をカーブで避けつつも、立ち木には一切配慮せずマウスポインタまで線路が引かれているのがわかる。

ゴーストモードによるレール配置はなかなか癖が強く扱いづらいが、
① ゴーストモードは、木や岩などの自然障害物は無視して線路を引く。
② ゴーストモードは、自然以外の障害物は避けて線路を引く。
③ カーブレールよりもきついカーブを描こうとすると、一周廻って戻ってくる線路を引く。
という3点を頭に入れておくと、プランナーの癖を多少理解しやすくなる。

ゴーストモードで設置を確定すると、計画された位置にレールのゴーストが敷かれ、 重なる位置にある自然障害物には自動で撤去マークが付けられる。
あとは建設ロボットとレールがあれば、全自動で建設が行われる。

ゴーストモードで思った通りにレールをひくのはなかなか難しいが、 森を線路で突っ切りたいときに木を自動で伐採してくれるのは結構便利なので、 工場長が携帯ロボットステーションを装備しているなら覚えておくと頼もしい機能である。

臨時駅を設置する

列車は駅に向かって自動で走行するが、駅のない場所に臨時駅を設定して、 列車を臨時にそこへ向かわせることができる。

臨時駅を置くには、まず機関車をクリックして時刻表画面を出す。
そして時刻表画面の地図で、線路のある場所をCtrl+クリックしてみよう。
すると、クリックした場所に臨時駅が設定され、列車は自動的にそこへ向かって走行する。

臨時駅はあくまで臨時なので、現地に到着して発車条件を満たすと、自動的に消滅する。
発車条件を満たす前に任意で別の場所へ発車させると、臨時駅は残る。


時刻表画面の地図にマウスを載せてCtrlを押し続けると、マウスのある位置までの最短経路が明るく表示され、 そのままクリックすればそこに臨時駅が設定される。
この方法は臨時駅を設定する場合のほか、線路がどこで途切れているかを調べる目的にも応用できる。
線路が途切れていると最短経路の算出が思った通りに行かなくなるので、 機関車の現在位置から本来行きたい場所まで線路をマウスでなぞり続け、 最短経路がおかしくなる場所があればそこが問題個所である。

なお臨時駅にも、通常の駅と同じように発車条件を付けることが出来る。 このため「予定外の場所に立ち寄って、荷物を積んできてほしい」と思う場合は、臨時駅の発車条件を「貨車が満杯」にしておくと 放っておくだけで荷物を満載して帰ってきてくれるはずである。

自分はよく、「特定の場所①を通過したあと、特定の場所②で待っていてほしい」ということをやる。
「特定の場所①」というのは工場長が作業をしたい場所で、工場長はそこで列車を飛び降りて作業をする。
「特定の場所②」というのは線路が余っている場所で、他の列車の走行を阻害しない場所である。
この場合、臨時駅を①②の2か所に設置し、①の発車条件はなし(通過駅)、②の発車条件は「乗客あり」にする。 すると列車は①を通過後②で待ち続け、工場長が列車に戻ると臨時駅が消えて自動で拠点に引き返してくれる。

臨時駅を設置する際、列車が思った通りに進まず何故か遠回りしてしまう場合があるかもしれない。
その時は信号のルールを思い出そう。線路の片方にだけ信号を置いた場所は一方通行であるから、それが影響しているのかもしれない。
上り線と下り線を間違えて臨時駅を置こうとしているのかもしれない。地図をズームしてやりなおしてみよう。

列車をタクシー代わりに使う

ゲームに慣れてきてマップが広くなってくると、工場長の移動に時間がかかるようになる。
ある程度までは自動車を使うのが便利だが、それ以上広くなってくると列車のほうが速いので、目的地に早く着ける。
そのうえ列車には自動運転機能が備わっているから、乗ったら行き先を告げてあとは放っておく、まさにタクシーの感覚で使うことが出来る。

列車をタクシー代わりにするには、まずタクシーを用意する。
機関車が1両あれば十分だが、トランク代わりに貨車を1両つけてよく使うアイテムを入れておくと何かと役立つ。
あとは上記した「臨時駅」の機能で、好きな場所を指定するだけである。

ちなみに、よく使う場所には臨時駅ではなく普通の駅(タクシー乗降場のような専用の線路と駅)を置いたほうが便利である。
タクシー乗降場駅の発車条件は「貨物アイテム数」を選び、貨物は未指定にしておく。
するとこの発車条件は絶対に満たされないので、目的地に着いたタクシーは勝手に発車して拠点に戻ったりせず、ずっとそこで待っていてくれる。
臨時駅でもないので時刻表から消えることもなく、次回使う時のために場所を覚えておいてくれる、まさに有能なタクシーになる。


タクシーが駅に停まるとトランクの荷物をチェックし、不足分を自動で補充し過剰分を自動で取り出してくれる回路。
定数回路にトランクに入れるべきアイテムの種類と数量を指定しておく。 例えば搬送ベルトを100個入れておいてほしいときは「搬送ベルトが100」を指定する。
駅には「✅列車の内容を取得する」の回路設定が入っているので、列車が止まるとトランクの内容が信号に送り出される。
駅の信号を±符号反転して定数回路の信号と足し算するとアイテムの過不足が計算される。
(トランクに搬送ベルトが90個入っている場合、符号反転されて-90となり、定数回路の「搬送ベルトが100」に足し算されると「搬送ベルトが10」となる。)
あとはそれに応じてフィルターインサータが動き、搬送ベルトを10個掴んで積み込んでくれるという仕組み。建設計画
(駅の回路は列車が自動モードで停車中のみ働くので、手動モードでは正しく動作しないことに注意。)

タンク貨車と長距離砲車両

タンク貨車を使うと、液体や気体を列車で運ぶことが出来る。
これにより原油を製油所に運んだり、硫酸をウラン採掘場に運ぶことができる。
地味なところでは発電用の蒸気も運べるので、遠隔地で小規模に電力が必要な時に現地に発電機だけ置いて蒸気は持ち込みなんてこともできる。

タンク貨車の流体の出し入れにはインサータではなくポンプを使う。
線路に対して直角にポンプを置くと、列車が停まった時にポンプからホースが伸びて自動的に接続され流体がやり取りされる。
パイプやタンクを線路際に置いてもやり取りはできないので注意しよう。


通常であれば異なる用途の列車は駅と線路を分けたほうが管理が楽だが、 タンク貨車の列車の駅と通常の貨車の列車の駅は重ねて配置することもできる。
なぜなら、タンク貨車はポンプでしか、通常の貨車はインサータでしかアイテムをやり取りできないので、 同じ位置に貨車が停まってもアイテムのやり取りは自然と分別されるためである。
上の図はウラン採掘場の駅の例だが、「ウランを運び出す列車」とウランを掘るのに必要な「硫酸を仕入れる駅」 を重ねて配置することで駅の敷地を節約している。
なおこの図の硫酸仕入れ駅は回路でタンクと結ばれており、 硫酸が減った時だけ駅を有効化することで必要ないとき硫酸の補給車が来ないように制御されている。

タンク貨車との流体のやり取りは、途中にパイプを介すると流量が制限されてしまい時間がかかる。
上記図のように「タンク貨車⇔ポンプ⇔貯蔵タンク」の3点セットがパイプを1つも介さずに配置されていると、 流体を非常に高速にやり取りできるのでお勧めである。

タンク貨車の取り扱いは通常の貨車よりだいぶ注意点が多い。

  • タンク貨車と流体をやり取りするには、列車は自動モードで駅に停まっている必要がある。手動モードではやり取りできない。
  • タンク貨車には1マスおきに計3つしか穴がないので、ポンプは多くても3台までしか接続できず、 ポンプの配置次第では穴の取り合いになることもある。
    (上記した通り、タンク貨車と貯蔵タンクをポンプで直結すると流体を高速にやり取りできるので、 遅さ解消目的でポンプを複数使っている場合は上記直結スタイルを試してみるのがおすすめ。)
  • タンク貨車は見た目ではタンクが3つ載っているように見えるが、 性能的には1タンクなので、3種類の流体を同時に運ぶといったことはできない。
    (これは実装当初1貨車3タンクだったものが、のちに仕様変更で1貨車1タンクに変更された名残なので、見た目はちょっと紛らわしい。)
  • 列車の発車条件「貨物アイテム数」は流体の量を扱えない。 代わりに「流体量」という発車条件があるのでそちらを使おう。使い方は同じ。
    ちなみにタンク貨車1両の流体量は、据え置きの貯蔵タンク1基と同じ25,000である。
    発車条件「貨物車両が満杯」「貨物車両が空」はタンク貨車についても問題なく使える。

また長距離砲車両を使うと、列車から長距離砲を撃つことが出来る。 これを使用して、工場を巡回しながら全方位に自動で喧嘩を売りまくる列車を走らせることが出来る。
砲自体が移動するので、工場各地に固定の長距離砲を置くよりも砲が少なく済み、砲弾の補給管理も楽になる。

長距離砲車両は貨車同様に無動力車なので、走らせるには機関車に連結する必要がある。
砲撃はあくまで手動モードの停車中か、自動モードの駅停車中のみで、自動モードの赤信号停車中は攻撃しない。
停車してもすぐには動かず、約10秒の索敵タイムで射程範囲に巣かワームを見つけたときだけやっと攻撃動作を始めるので、 駅停車時間は最短でも30秒は見ておきたい。

なお通常の貨車は長距離砲弾を40発しか運べないが、長距離砲車両は100発運べるので、大容量給弾車としてもメリットはある。

回路で制御する

駅を回路に繋ぐと、駅を一時的に無効化して列車が来ないようにできる。
これによって、例えば運び出す鉱石が少ないときは採掘場の駅を無効化して列車を他の採掘場に重点的に振り向けたり、 逆に工場でアイテムが少ないときだけ駅を有効化することで材料補給用の列車を呼びつけるといったことが出来る。
駅の列車数上限を自動的に増減させることもできる。

また信号に回路を繋ぐと、回路の情報で信号を赤に固定したりできる。
これにより踏切を作ったり、特定の場所に列車が来ないようにできる。

駅や信号に回路を繋ぐことで、列車の貨物の情報、駅に停まっている列車のID、駅に向かってきている列車の数、 点灯している信号の色を回路情報として取得でき、このページでも既に触れたとおり踏切警報器を作ったり、 列車に自動でアイテムを補給する駅を作ることができる。

回路の紹介は専用のページを設けているので、回路編にて

その他の雑多なトリビア

項目を立てるほどでもないが、覚えておくとよいかもしれない知識。

  • 列車の時刻表画面で、駅の発車条件がひとつもない状態にすると、列車はその駅を止まらずに通過する通過駅指定になる。
    これを利用して、列車が必ず特定の地点を通るよう指定できる。例えば、混雑気味の線路を通らず別ルートで目的地に向かわせるのに便利。
    また線路の行き止まりが通過駅だったり、通過駅の次の駅が列車数上限に達していたりすると通過駅でも止まるので、 スイッチバック駅に使ったり、次の駅が混雑気味な時の待機位置指定に使える。
  • 列車に前後両向きに機関車をつなぐと、自動モードでも前後どちらにでも走れる列車になる。
    ただし、自動モードの機関車はあくまで前向きにしか加速できないので、後ろ向きの機関車はアクセルオフで引っ張られるだけになる。
    また前後進の切り替えは時刻表上の駅停車時のみ可能なので、駅のない場所や時刻表にない駅で自動スイッチバックは出来ない。
  • 線路際にアイテムを置こうとすると白い枠で車両停止位置が表示される機能は、デフォルトでは5両分だが、設定画面で変更できる。
    (設定⇒インターフェース⇒その他⇒列車の表示枠数)
    いつも使う列車の長さに合わせておくと便利。
  • 機関車より前に貨物車両をつけることが出来る。ただし、速度がちょっと遅くなる。
    駅には、ちゃんと(機関車ではなく)先頭車両を基準にぴたりと止まる。
  • 自動走行中の列車にマウスを当てると、進もうとしている進路が線路上に三角形で表示される。
    三角形の色は信号の色を表している。
  • 機関車には色を付けられる。時刻表画面にあるスポイトボタンでできる。
    単なる見栄え目的はもちろん、各列車の所属や目的を見分けたり、 時刻表修正時の修正漏れチェック(時刻表を修正したとき、ついでに色を変えておき、色の変わっていない機関車は修正が漏れている)などに使える。
    同じように、駅にも色を付けられる。
    色を付けた列車をShift+右クリックでコピーし、駅にShift+左クリックで貼り付けると、列車の色を駅に貼り付けられる。 駅から列車へも可能。
  • 列車は赤信号に差し掛かると手前で停車するが、赤信号の原因が自分自身の場合は赤信号を突破する。
    例えば列車が20両編成くらいあり、線路が270度ループになっていて、自分の列車のしっぽが交差点内に残っているせいで赤信号になっている場合、 列車はその赤信号を突破して自分自身に突き刺さる。
    普通はそんなことにはならないと思うが、ラウンドアバウト(環状交差点)の通過中に運悪く駅が回路で無効化されて目的地が変更された場合などに起きるかもしれない。
    列車の長さが10両編成以下であれば、最も急なカーブを1周してもしっぽが先に抜け切るので衝突は起こらない。
  • 機関車の時刻表画面では駅をマウスでドラッグして入れ替えることが出来る。
    時刻表画面の駅名の右側に蛇腹模様のつまみがあるので、ここを掴んでドラッグできる。
    1つの駅に2つ以上の発車条件が指定されている場合に限り、発車条件もドラッグできる。
  • 列車に乗っているとき、Gキーを押すと近接している他の列車と連結できる。同様にVキーで解除できる。
    使い方はちょっと難しい。Vキーを押したときは、先に後部の連結が解除され、もう一度押すと前部の連結が解除されるようだ。
    Gキーを押したときは前後両方が一度に連結される。
  • 列車が駅に向かっている最中にその駅が回路で無効化された場合、列車は即座に他の駅に行き先変更する。
    一方、列車が駅に向かっている最中にその駅の列車数上限が下げられて“あぶれた”場合は、列車は行き先変更せず予定通り駅に向かう。 この場合、一時的に列車数上限を超える列車がその駅に向かうことになる。
  • 列車数上限は、目標駅に向かって走行中の列車はもちろん、既に目標駅に到着して停車中の列車もカウントに含む。 発車条件を満たした時点でカウントから外れる。
    その駅に現在何本の列車が向かっているか、その駅の現在の列車数上限が何本かは、 駅にマウスポインタを当てたとき表示される情報画面の「列車の停止予定数制限:1/2」のような表示で確認できる。
  • 事故で車両が破壊された列車は自動モードが解除され、惰性走行ののち自然停車する。
    惰性走行中は手動モード状態なので、区間に予約を入れることもなければ赤信号も突破できる暴走状態になる。
    ダメージを負っただけなら自動モードは解除されずそのまま走り続ける。
  • 自動モードの列車に貨車を連結したり外したりすると手動モードになる。
    設定変更したつもりがないのにモードが変更されてしまうという分かりにくさもさることながら、 列車が駅に停車中だった場合は回路に列車の情報が流れなくなって回路が誤作動を起こしたり、 列車数上限が設定された駅に向かっている最中だった場合は列車数カウントの対象から外れることで他の列車が代わりにやって来たりと、 副作用が案外多いので迂闊にやると面倒な目に遭う。
  • 時刻表で設定できる駅の発車条件「経過した時間」「非アクティブ」の停車時間はスライダーで0~120秒に設定できるが、 キーボードから数字を直接打ち込むことでもっと長い時間を設定できる。
    やってみた限り864万秒(100日経過後に発車)は設定できた。
    1000日までやると入力値と表示値が一致しなくなったので上限はよくわからない。
  • 防壁のゲートにレールを重ねて配置すると、列車が近づくと開く自動ドアになる。
  • 自動モードの列車は目的地までの経路を自動的に考えて走るが、 経路計算は「目的地までの実際の走行距離」に「加重」を加えた距離で計算した最短ルートを選択して走っているらしい。
    加重とは、具体的な値は開発者の匙加減なのでここでは例え話として、赤信号は1つにつき50m上乗せするとかそういうことである。
    とりわけ駅は加重が非常に重いようで、列車は目的地までの間に「駅のある線路」と「駅のない線路」 があると凄まじい迂回をしてでも駅のない線路を通りたがる。
    もし列車たちが思った通りの経路を通ってくれない場合は、本来通ってほしい経路上に加重になりそうなものがないか疑い、 もしあれば取り除いたり、避けて通る通過用線路を引いて様子を見てみるといいかも知れない。
  • 列車が駅に停車したとき、貨車がカーブレールや斜めレールにかかっていると貨車のフタが閉じたままの表示になる。
    単に表示の問題なので、それさえ気にしなければインサータでアイテムの出し入れは可能。
  • 自動モードの列車が燃料切れを起こすと、ゲーム画面下部に警告が表示されるので気づくことができる。
    手動モードは対象外。
  • 線路に信号を配置したあと線路だけ撤去すると信号が残る。残った信号はエラー状態になり、信号の各色が一定時間おきにループ点灯する。
    クリスマスにはちょっとした電飾に使えるかもしれない。ちなみにエラー状態の信号は回路を繋いでも信号を出さない。

「到達経路が見つかりません」のトラブルシュート


ありがちと思われるパターン+正常パターン。上から順に、
① 線路が切れている。
一見繋がっているがよく見ると線路が途切れている。
線路が重なった部分でミスりがち。拡大してみて、線路に車止めが出来ていないか確認しよう。
② 駅が逆向き。
駅には向きがある。列車は列車から見て線路の右側にある駅にだけ停まれる。
線路の左側に駅がある場合、列車はどこかでUターンして駅を右側に見る形で停まろうとするため、Uターン場所がないと経路エラーになる。
(駅は「自動運転の列車に、停止位置と停止方向を教えるための装置」と覚えよう。
もし駅に停止方向を指定する機能がなかったら?列車が逆向きに駅に停まって、工場長は多分今以上に頭を抱えることになる。)
③ 信号が逆向き。
駅同様に信号にも向きがある。列車から見て右側の信号だけが有効。
線路の片側だけに信号を置くとその信号部分は一方通行になる。両方向通行にしたい場合は線路の両側にペアになるように信号を置く。
④ 列車数上限に達していているか、回路で駅が無効になっている。
同じ名前の駅が複数ある場合、列車はそのうち「列車数上限に達しているか、回路で無効になっている駅」を除いて最も近い駅を探す。
除かれずに残った駅が全部「線路が繋がっていない駅」だった場合経路エラーになる。
⑤ 自動モードの列車はバックできない。
自動モードの機関車は前進限定。 逆向きの機関車を連結すれば逆向きにも走れるが、そのときはその進行方向から見て線路の右側に駅を置く必要がある。
なお進行方向の切り替えは時刻表上の駅停車時のみ可能なので、駅以外でスイッチバックして駅に向かう自動運転も経路エラーになる。
⑥ エラーなし。
正しい配置パターン。

エラーが起きた場合は、上にも書いた臨時駅を設置するの方法で問題個所を洗い出そう。
エラーが出ている機関車をクリックして、そこから目的地に向かっていくつか臨時駅を設置してみよう。
途中で経路計算がおかしくなった場合は、その直前の臨時駅と問題の起きた臨時駅の間に原因がある。
地図をズームしてもっと細かく臨時駅を置き、原因の正確な場所を突き止めよう。

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